はじめに
赤ちゃんを布団に寝かせたら、すぐ泣いてしまう。家事をしようとちょっと離れただけで大泣き…。こんな経験、子育て中のパパ・ママなら誰しもあるのではないでしょうか。私自身、在宅勤務中に「少し集中したい」と思って布団に寝かせた途端に泣かれて、仕事と子育ての両立に悩んだことが何度もあります。
この記事では、赤ちゃんが一人にされると泣く理由と、実際に我が家(パパ目線)でどう対応してきたかをご紹介します。夜泣きは別の対応が必要となりますので、こちらは昼間の話だと思ってください。
赤ちゃんが一人にされると泣く理由
赤ちゃんが泣くのには理由があります。特に「一人にされると泣く」のは、発達の過程でとても自然なことです。
- 不安や寂しさ: 赤ちゃんは親と離れると「安全が確保されない」と感じます。これは本能的なものです。
- 愛着形成の途中: 生後6か月ごろから「ママ・パパがいないと不安」という気持ちが強くなります。心理学では「分離不安」と呼ばれるものです。
- 環境の変化に敏感: 抱っこから布団に移すと、温度や体の感覚が変わり、不快感から泣いてしまうこともあります。
赤ちゃんが泣いても放置していいの?
赤ちゃんが泣いていると、「すぐ抱っこしない方がいいのかな?」「少しは泣かせても大丈夫?」と迷いますよね。結論から言うと、短時間の放置は問題ないとされています。ただし状況によります。
- 短時間であればOK: トイレや洗濯物を取り込む間など、数分程度なら安全を確保したうえで泣かせておいても大丈夫です。
- 長時間の放置はNG: 泣き続けているのに何十分も放置すると、赤ちゃんが「泣いても意味がない」と学習してしまい、安心感を得にくくなります。やりすぎるとサイレントベビーになったりするとも言われています。第一子ということもあり、我が家では神経質になるくらいそこは気にしていました。
- 安全面を最優先に: 窒息や転落の危険がない場所(ベビーベッドや布団)に寝かせていることが前提です。
パパ目線での赤ちゃん対応の工夫
我が家の娘も、1歳前後までは「布団に置くと泣く」タイプでした。特にパパが一人で見ているときは、泣かれると「どうしよう…」と焦る場面が多かったです。試してきた工夫を紹介します。
- 声をかけながら離れる: 在宅勤務中にどうしてもパソコンに戻らなければならないときは、「ちょっとだけお仕事してくるね」「すぐ戻るよ」と声をかけるようにしました。不思議と泣き止むまでの時間が短くなることが多かったです。
- おもちゃやタオルを置く: よく使うタオルを置いたり、お気に入りのおもちゃを手に持たせたり。パパが抱っこできない時間を少しでも安心して過ごせる工夫をしました。代表的なおもちゃの『ぷーメリーにも大変助けられました。』
- 寝かせるタイミングを工夫: 完全に眠ってから布団に置くと泣きやすいので、ウトウトのときに布団に移すとスムーズなことが多かったです。抱っこ状態から置くときの背中スイッチ。これは何度も試行錯誤しました。なるべく密着した状態で背中をつけ、とんとんしながら離れるとよかったです。急に離して置くと、背中も含めた温度変化と抱っこからから分離されたことで気づいて泣き始めます。
- 抱っこし直す勇気: 「どうしても泣き止まない!」というときは諦めて抱っこ。結果的に抱き直した方がトントンしてると早く寝てくれることも多く、「無理に放置するより楽だな」と気づきました。
専門家の考え方
小児科医や育児書でも「赤ちゃんが泣くのは成長の一部」「泣かせすぎなければ問題ない」と説明されています。特に1歳前後は「親の姿が見えなくなると泣く」のが自然な発達段階です。むしろよく泣くのは愛着がしっかり育っている証拠と考える専門家もいます。
まとめ
赤ちゃんが一人にされると泣くのは自然なこと。放置しすぎはNGですが、数分の間であれば家事や仕事の間に泣かせておくのも問題ありません。我が家では、声をかけたり、おもちゃやタオルを活用したりしながら、パパでも工夫して対応してきました。
泣かれると焦ってしまうけれど、「泣くのも成長の一部」と考えると心が軽くなります。無理に放置せず、親子にとって心地よいバランスを探していくのが大切ですね。
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