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1歳児の手づかみ食べ|スプーン拒否・投げる・散らかる問題のリアル体験と工夫

目次

はじめに

1歳を過ぎると始まるのが手づかみ食べ。スプーンやフォークを持ちたがるけれど、うまく使えない…。結局ぐちゃぐちゃになって手づかみで食べる。そんな姿にパパママは「これでいいの?」と不安になることもありますよね。

我が家の娘もまさにそうでした。スプーンを渡すと落とす、投げる。忙しいときは手づかみ食べで済ませる日もありました。本記事では、そんなリアルな経験を踏まえて、1歳児の食事にどう向き合えばいいのかをまとめます。

1歳児はなぜ手づかみ食べをするのか

手づかみ食べはただの「お行儀の悪さ」ではありません。発達の大切なステップです。

  • 自分で食べたい欲求: 自立心が芽生える時期。親に食べさせてもらうより、自分でやりたい!
  • 指先の発達: つかむ・つまむ動作を繰り返すことで、手先の器用さが育つ。
  • 食材への興味: 食べ物の形や感触を確かめることで「食べる」経験を深める。

つまり、ぐちゃぐちゃに見える行動も、脳と体の成長に欠かせない学びなんです。

我が家のリアル体験

我が家の娘は7か月目くらいの離乳食初期から、とにかく食べさせられることを嫌がり、自分で食べたがる子でした。「生まれたときから意志が強いな」と感じたものです。

そのため妻はおかゆのような離乳食を早々に諦め、野菜をゆでたものなどを柔らかくして、手づかみで食べさせていました。ところが周りのママ友の子どもは皆、素直にスプーンで食べさせてもらっている…。妻は常々その違いに悩み、ときには泣くこともありました。

さらに大変だったのは食べ物を投げたり落としたりする行動です。気に入らないものはポイッと捨てる。椅子から落ちる音を楽しむ。毎食後は椅子や机、床の掃除が必須。親として本当にイライラする瞬間も多く、あまりにひどいときには思わず怒ってしまうこともありました。

私自身も時々離乳食を作っていましたが、一生懸命作ったものを投げられたりすると、心の中では「このやろう」と思ってしまったほどです。ただ、その気持ちを妻と共有できたことは救いであり、一緒に「これも成長の過程」と言い聞かせて乗り越えてきました。

ちなみに、我が家の朝ご飯はほぼ毎日トーストとベビー用チーズ。パンは食べかすも少なく、最近では初期に比べてだいぶきれいに食べられるようになりました。一方で夜はお米。こちらは1歳を過ぎても相変わらず荒れ模様で、ご飯粒がテーブルや床に散乱し、後片づけに時間がかかります。食材によって「食べやすさ」と「散らかり方」が全く違うのも、親として気づかされた点でした。

親ができる工夫

  • メニューを工夫: おにぎり、野菜スティック、豆腐ハンバーグなど手で持ちやすい形にする。
  • 汚れる前提で準備: テーブルにビニールシートを敷く、着替えを用意しておく。
  • 忙しい日は割り切る: スプーン練習は余裕があるときだけ。疲れている日は手づかみでOK。

スプーン選びの工夫

「どのスプーンなら自分で食べてくれるのか?」と思い、我が家ではいろいろな種類のベビースプーンを試しました。結果、大量のスプーンが家に揃っています(笑)。

完全にフィットするものは少なかったですが、娘が持ちやすそうなスプーンはいくつかあり、その中では燕三条のベビースプーンが一番使いやすそうに思います。

ただし、1歳2か月になった今でも、自分でスプーンですくって食べることはまだできていません。スプーンを握って口に運ぶことはできても、すくう動作はもっと先のステップ。焦らず見守ることが大事だと感じています。

また、「親が食べさせやすいスプーン」と「子どもが持ちやすいスプーン」は違うというのもポイントです。長いスプーンは親が口に運びやすいもの、短いスプーンは子どもが自分で握りやすいものだと、実際に使ってみて気づきました。

スプーン選びは試行錯誤が必要ですが、子どもが少しでも「自分で食べやすい」と思える道具を見つけてあげると、食べる意欲もぐんと高まります。

外食やお出かけでの工夫

1歳児を連れて外食するときも手づかみは必須。我が家ではシーンに合わせて工夫しました。

  • 日帰りのお出かけ: ベビー用のお弁当を持参。普段通りの食事で安心。
  • 旅行などの長期外出: 特別感を大事にして、普段は食べない大人と同じメニューから、味の薄い部分を取り分けてあげました。
  • コンビニを利用する場合: おにぎりを買って、具の無い端っこをちぎって渡すなど、ゆるく対応しました。

「ちゃんと食べられないから外食は無理」と思いがちですが、シーンに合わせて柔軟に考えることで、親も子も楽しめるようになりました。

パパママが意識したいこと

1歳児の食事は「きれいに食べる」よりも「自分で食べたい気持ちを育てる」ことが大切です。

  • 汚れてもOK、成長の証だと割り切る。
  • スプーン練習は少しずつ。焦らなくても必ずできるようになる。
  • イライラしたら一旦休憩して、親も気持ちを切り替える。

まとめ

1歳児の手づかみ食べは、パパママにとっては「ぐちゃぐちゃで大変」に見えますが、子どもにとっては大事な発達のステップです。完璧を求めず、「手づかみでも食べてくれたらOK」くらいの気持ちで向き合うと楽になります。

大切なのは食べることを楽しむ習慣。スプーンもいずれ必ず上達します。今は多少汚れても、手でしっかり食べている姿を喜んで見守りましょう。

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この記事を書いた人

ちゃきん(茶金)
理系サラリーマン投資家。
住宅ローンや不動産投資など合計2億円の借金を抱えながらも、株式・仮想通貨・太陽光発電など幅広く挑戦。
子育てと家計管理をリアルに発信し、「お金と暮らしの最適解」を実験しています。

Xはこちら → @chachakin_blog

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