はじめに
茶金です。今回は、私の 2025年時点の資産ポートフォリオ を公開します。
サラリーマンをしながら、株式・仮想通貨・不動産・太陽光・企業型DCなど、幅広い資産を持っています。
一方で、住宅ローンと不動産投資ローンを合わせると 借金は約2億円。
数字だけ見ればリスキーですが、実際には「キャッシュフローをどう回すか」「インフレに強い資産をどう組み込むか」を考えて組み立てています。
今回は、資産クラスごとに金額と考え方をまとめました。
現在の資産構成
まずは全体像です。

図1:Asset Portfolio (2025, Positive Assets Only)
- 不動産(投資用2軒)が圧倒的に大きな割合(約80%)
- 仮想通貨が株式を上回り、1000万円規模
- 現金はほぼゼロに近い構成
- 太陽光とDC年金は長期的に効いてくる資産
株式:金・銀ETFで守りを固める
株式といっても、今のメインは 金と銀のETF です。
理由は「インフレヘッジ」と「値動きの安定性」。
株価が乱高下する中でも、コモディティは価値を維持しやすく、全体ポートフォリオのブレーキ役になります。
ただし成長性は限定的なので、資産全体の一部(700万円)に抑えています。
仮想通貨:BTCとETHで1000万円
仮想通貨は BTCが850万円、ETHが150万円。
大昔に買ったものなので含み益が大きく、長期で保有しています。
仮想通貨はボラティリティが大きい一方で、インフレ局面や通貨不安には強い資産。
資産全体の約10%を占める「攻めの部分」です。
不動産:投資用マンション2軒で1億500万円
- 品川区の2LDK(約7000万円)
- 杉並区の1LDK(約3500万円)
合計で 1億500万円規模 の投資用不動産を保有しています。
いずれもローンを組んでいるのでキャッシュフローはタイトですが、家賃収入である程度カバー。
加えて自宅の住宅ローンも約9200万円あるため、借金総額は約2億円。
ここが私のポートフォリオ最大の特徴です。
太陽光発電:430万円の設備投資
- パネル:5.1kW
- 蓄電池:16kW
合計で 430万円規模 の太陽光発電システムを導入しています。
売電収入+家庭の電気代削減によるキャッシュフロー改善を狙った投資です。
回収には時間がかかりますが、長期的には「安定したインフラ資産」と考えています。
現金:あえて少なめの100万円
現金・預金は 100万円のみ。
普通なら「リスク高すぎ」と言われそうですが、あえて少額に抑えています。
理由は2つ:
- 資金を寝かせず、資産に投じている
- 住宅ローン控除や投資用ローンの税制メリットを活かすため
もちろん突発的な支出への備えは必要なので、今後はもう少し増やしていく予定です。
企業型DC(確定拠出年金):550万円
勤務先の制度をフル活用し、積み立ててきたのが 企業型DC(確定拠出年金)。
現時点で550万円あり、老後の資産形成の柱になっています。
税制優遇もあるため、サラリーマンとしては確実に積み上げておきたい部分です。
借金総額2億円とのバランス
ここまで資産を紹介しましたが、忘れてはいけないのが「借金」です。
- 自宅ローン:約9200万円
- 投資用不動産ローン:1億500万円
👉 合計で 約2億円の借金
数字だけ見ると重すぎますが、
「毎月のキャッシュフローで回る範囲」かつ「資産価値のある借金」なので、リスクとリターンを計算しながら運用しています。
今後の方針
- 株式:もう少し比率を増やし、金ETF偏重から分散へ
- 仮想通貨:売却はせず、引き続き長期保有
- 不動産:ローン金利次第で一部売却も検討
- 現金:最低でも300万程度には増やしたい
「借金があるから投資できない」のではなく、借金があるからこそ資産形成に真剣になれる。
これが私のスタンスです。
まとめ
今回は、借金2億円を抱えながらも進めている 2025年の資産ポートフォリオ を公開しました。
- 不動産が8割以上
- 仮想通貨と金ETFでインフレ対策
- 太陽光とDC年金で将来の安定を狙う
- 現金はあえて最小限
数字を正直に出すことで、同じように住宅ローンや投資に悩む方の参考になれば幸いです。
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