仕事を言い訳にしないための、残業を減らす現実的な方法(妻の育休復帰期にパパがやるべき「仕事の再設計」)
はじめに
「仕事が忙しいから育児は無理」
この言葉は、多くの場合
能力不足でも怠慢でもなく、“仕事の設計ミス” から生まれます。
実際、僕自身も管理職として働きながら、
- 妻の育休復帰
- 朝の育児担当
- 家庭の安定
を同時に回しています。
残業ゼロではありません。
ただし “無意味な残業”は意図的に削っています。
今回は、
仕事を言い訳にしないために
現実的に何を変えればいいのか
を、精神論抜きで整理します。
1. まず「残業=頑張り」という思考を捨てる
最初にやるべきはマインドセットです。
残業は、
- 成果ではない
- 評価でもない
- 貢献の証明でもない
**単なる「時間の使い方」**です。
特に育休復帰期は、
家庭を犠牲にして残業することが
組織にも家庭にもプラスにならない
という状況が多い。
まずはここを認識するだけで、
「削っていい仕事」が見え始めます。
2. 「自分しかできない仕事」を疑う
残業が減らない最大の原因はこれです。
「これ、俺しか分からないから」
ほとんどの場合、それは
- 説明が面倒
- 任せるのが不安
- 自分でやった方が早い
という感情の問題です。
でも現実は、
- あなたがいなくても会社は回る
- 任せない方が組織リスク
- 属人化は評価されない
育休復帰期は、
**仕事を“渡す訓練期間”**だと思って割り切るのが正解です。
3. 残業の8割は「断れなかった仕事」
残業内容を振り返ると、だいたい次のどれかです。
- 断れなかった依頼
- 緊急性の低い割り込み
- 完璧を目指しすぎた作業
- 本当は今日じゃなくていい仕事
ここで使える魔法の言葉があります。
「それ、いつまでに必要ですか?」
これだけで、
- 緊急度が下がる
- 優先順位が整理される
- 後回しOKになる
結果、残業が減ります。
4. 「育休復帰期」を理由に、働き方を変えていい
ここは声を大にして言いたいところです。
妻の育休復帰期は、
夫が一時的に仕事の出力を落としていいフェーズ。
これは甘えではありません。
- 数年後には回復する
- 家庭が安定すれば仕事も戻る
- むしろ中長期ではパフォーマンスが上がる
長距離走でスピードを落とす区間だと思えばいい。
ずっと全力疾走する人はいません。
5. 朝に家庭を回すため、仕事は「70点」で止める
育休復帰期の最適解はこれです。
- 家庭:安定運用
- 仕事:70〜80点
- 完璧主義は捨てる
70点でも、
- 期限は守れる
- 信頼は落ちない
- 評価は大きく下がらない
一方で、
- 家庭が壊れる
- 妻のキャリアが折れる
- 世帯収入が下がる
リスクの方がはるかに大きい。
6. 「仕事を減らす」のではなく「順番を変える」
誤解しがちですが、
やることを減らさなくてもいい。
- 今日やらなくていい仕事を明日に回す
- 今じゃなくていい判断を保留する
- 自分がやらなくていい仕事を外す
優先順位を変えるだけで、
朝に家庭へ回す余力は作れます。
7. 家庭を守ることは、結果的に仕事も守る
最後に一番大事なこと。
家庭が荒れると、
- 集中力が落ちる
- 判断が雑になる
- イライラが増える
- 仕事の質が下がる
逆に、
- 家庭が安定
- 妻のメンタルが安定
- 子どもが落ち着く
この状態は、
仕事のパフォーマンスを確実に底上げします。
結論:仕事を言い訳にしないために必要なのは「設計」
仕事を言い訳にしてしまう人の多くは、
怠けているわけではありません。
ただ、
- 仕事の設計
- 優先順位
- 任せ方
- 完璧主義
を見直していないだけ。
妻の育休復帰期は、
家庭と仕事の両方を
長期的に守るための“再設計期間”
です。
残業を減らすことは、
家庭のためであり、
結果的には自分の仕事人生のためでもあります。

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