相場が急変したときに、私が「やること」と「やらないこと」
──判断を間違えないための整理ルール
はじめに|今週は相場が大きく動いた
今週末に、貴金属市場を中心に相場が大きく動きました。
正直なところ、ブログを書くどころではない週末でした。
月曜日に向けたポジション戦略を考えたり、
想定していたシナリオを整理し直したり。
気づけば、頭のリソースは相場対応にほぼ持っていかれていました。
こういう週は、
「何をするか」以上に
「何をしないか」 が重要だと感じています。
相場が急変したときに、まず「やること」
① 元から考えていたシナリオと照らし合わせる
相場が大きく動いたとき、
最初にやるのは直感的な売買ではありません。
- そもそも、どんなシナリオを想定していたか
- 今回の値動きは、その想定の範囲内か
- 前提条件は崩れていないか
これを一つずつ確認します。
「どれだけ下がったか」よりも、
想定していた世界が変わったかどうかを重視します。
② 相場変動の「起点」をしっかり調べる
次にやるのが、
今回の相場変動の 起点となった理由の分析 です。
SNSやニュース、解説記事などを使って、
- 何がきっかけで動いたのか
- 一時的な材料なのか
- 構造的な変化なのか
を整理します。
ここで重要なのは、
他人の意見に流されることではなく、
自分が描いていたストーリーが崩れていないか
を確認することです。
③ リスク許容度と照らし合わせて、ポジションを整理する
分析の結果を踏まえて、
次に考えるのが リスク許容度 です。
相場が大きく動いた局面では、
ボラティリティ(値動きの幅)も一気に高まります。
たとえシナリオが崩れていなくても、
- この値動きを精神的に許容できるか
- 生活に影響が出ないか
を冷静に考えます。
ボラティリティが「嫌だ」と感じるなら、
ポジションを減らすのも立派な判断です。
相場が荒れても「やらないこと」
ここからが、
自分の中で特に大事にしているルールです。
① 感情的なナンピンはしない
価格が急落すると、
- 「戻るだろう」
- 「ここが底かもしれない」
という気持ちが自然と湧いてきます。
ですが、
感情が動いているときの判断は、
ほとんどの場合うまくいきません。
事前に決めていない行動は取らない
と、あらかじめ決めています。
② SNSや相場実況を追い続けない
相場が荒れると、
- 極端な強気・弱気
- 断定的な意見
- 不安を煽る投稿
が一気に増えます。
これらを追い続けても、
判断の精度が上がることはほとんどありません。
情報を遮断するのも、
大事なリスク管理の一つだと思っています。
③ 家族や生活イベントを削らない
今週は、
- 友人への出産祝い
- 新築祝いを選びに行く予定
もありました。
相場が荒れているからといって、
こうした予定を削ることはしませんでした。
生活が崩れると、
結局、投資判断も崩れるからです。
「利確千人力」という考え方
私が意識しているのは、
確率とポジション量を連動させる という考え方です。
たとえば、
- 当初
→ 上がる確率:下がる確率 = 10 : 0 と考えていた - 相場変動後
→ 7 : 3 になったと感じた
この時点で、
ポジションを減らします。
さらに、
- 5 : 5 まで落ちた場合
→ かなりのポジションを整理 - 3 : 7 になった場合
→ 一旦すべて利確し、様子見
方向性が再び明確になってから、
改めてポジションを取ります。
当たるか外れるかではなく、
優位性がどれだけ残っているかを見ています。
大事なのは「逃げること」ではなく「守ること」
ポジションを減らす、利確するという行為は、
弱気でも敗北でもありません。
利確は、次の判断のための余力を残す行為
だと思っています。
相場は逃げません。
ですが、資金とメンタルは有限です。
おわりに|荒れた週ほど、淡々と
今週は、
ブログを書く余裕もほとんどありませんでした。
それでも、
- 相場への対応
- 生活
- 人付き合い
このどれかを犠牲にすることなく、
優先順位をつけて淡々と過ごせた という感覚があります。
相場も、ブログも、
一週間で結果を出すものではありません。
荒れた週ほど、
できることだけをやり、
余計なことはしない
このスタンスを、
これからも大事にしていきたいと思います。

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