はじめに|風邪を防ごうとして、先に自分が疲れた
子どもが生まれてから、
「風邪をひかせないようにしなきゃ」と強く思うようになりました。
手洗い、うがい、加湿、消毒、除菌。
できることは全部やろうとする。
でも、ある時ふと気づきました。
これは、無理だ。
子育てをしながら、
家族全員が一切風邪をひかない状態を維持するのは、
現実的ではありません。
それどころか、
- 少し咳をしただけで不安になる
- 体調の変化に過敏になる
- 常に気が張って休まらない
結果として、
風邪より先に親のメンタルと体力が削れていく。
そこで我が家は、
風邪対策の考え方そのものを変えました。
「予防」ではなく、「崩れない設計」へ。
1. 子育て家庭では、風邪は避けられない前提で考える
まず大前提として、
- 子どもは風邪をひく
- 親も高確率でうつる
- 完璧な予防はできない
これは努力不足ではなく、
環境的にそうなっているだけです。
- 保育園や外出先での接触
- 免疫が未熟な時期
- 睡眠不足が続く生活
「風邪を完全に防ぐ」ことを目標にすると、
現実とのギャップに苦しむだけでした。
2. 本当に困るのは「症状」ではなく「生活が止まること」
風邪で一番つらいのは、
- 熱
- 咳
- 鼻水
そのものよりも、
生活が回らなくなること
です。
- 親が同時にダウンする
- 食事の準備ができない
- お風呂や寝かしつけが重くなる
- 仕事や保育園の調整が崩れる
だから我が家では、
「風邪をひかない」ではなく
「風邪をひいても生活が壊れない」
ことを最優先にしています。
3. 風邪のとき「頑張ることをやめた」具体例
食事は「回る形」に割り切る
風邪のときの食事は、これで十分だと決めました。
- 子ども:
白米+パウチ - 親も風邪のとき:
一緒におじや・お粥・雑炊
栄養を完璧にしようとしない。
「ちゃんと作らなきゃ」というプレッシャーを手放すだけで、
体力の消耗が大きく減ります。
お風呂は「入れない日があっていい」
以前は、
どんな日でもお風呂に入れなきゃと思っていました。
でも今は、
風邪の日は、1日くらい体を拭くだけでいい
と割り切っています。
- 親も子どもも
- 温かいタオルで体を拭く
- 無理にシャワーや入浴をしない
これだけで、
夜の負担が驚くほど軽くなりました。
風邪のときに一番大事なのは、
清潔さより回復です。
4. 予防は「最低限」でいい
予防についても、やりすぎないようにしています。
マスクをする
- 親が風邪気味のとき
- 咳が出るとき
これだけ。
完璧な予防はできないので、
できる範囲の対策だけにしています。
5. 拡散防止は「一時的に寝室を分ける」
風邪が広がる一番の原因は、
夜の同じ空間です。
我が家では、
- 風邪をひいた人
- まだ元気な人
で、一時的に寝室を分けるようにしています。
永久的に分ける必要はありません。
数日だけで十分です。
6. 寝室を分けたので、加湿器も分けた
冬は乾燥しやすく、
風邪をひきやすい季節だと感じています。
我が家では、
寝室を分ける運用に合わせて、
それぞれの寝室に加湿器を用意しました。
全部の部屋をを管理するのではなく、
- 夜、長時間過ごす場所
- 呼吸器に負担がかかりやすい場所
に絞って対策しています。
とはいえ、
- 湿度を厳密に管理する
- 数字に神経質になる
- 常に最適値を維持する
といったことまではしていません。
乾燥しすぎない環境をつくるだけ。
それで十分だと感じています。
7. やらなくてよかった風邪対策
実際にやってみて、
「これはやらなくてよかったな」と思ったこともあります。
- 過剰な除菌・消毒
- 加湿しすぎること
- 栄養を完璧にしようとする
- 風邪でも普段通りに家事や仕事を回そうとする
どれも、
頑張るほど回復を遅らせる行動でした。
8. 風邪対策の本質は「健康管理」ではなく「生活設計」
風邪対策というと、
- 何を飲むか
- 何を食べるか
- どう予防するか
に目が行きがちですが、
本質はそこではありません。
- 生活が止まらない
- 家族が同時に倒れない
- 回復に集中できる
この状態をつくることが、
子育て家庭における本当の風邪対策です。
おわりに|防ぐより、崩れない
子どもがいる以上、
風邪を完全に防ぐことはできません。
だからこそ、
防ぐより、崩れない
この考え方に変えてから、
風邪への不安はかなり減りました。
- 風邪をひいても慌てない
- 家庭が回る前提で動く
- 無理をしない
これは、
子育てだけでなく、
家計や働き方とも共通する考え方だと思っています。
まとめ
- 子育て家庭で風邪は避けられない
- 完璧な予防は現実的ではない
- 一番大事なのは「生活が壊れないこと」
- 余白を残すことが最大の対策
風邪のときに必要なのは、
気合ではなく 「諦める勇気」 でした。

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